できるのは、見守ることだけ
ちょっと先の未来のことを考えるのが楽しい。
たとえば、料理ができた時のこと。詰めているお弁当を食べる時のこと。
シリーズものの本の発売日のこと。数週間後の予定。
どれも同じくらいいいけど、やっぱりその時間の経過の中で何かが変化したり(気持ちとか形とか)、その変化に少しでも自分が関われたりするものがより楽しい。
数十分後のこと、数時間後のこと、数週間後のこと――どれもちょっと先の未来。
だけど、それよりもう少し先の未来で、確実に何かが変化し、それに関わることができるものを望むなら、何かを育てるというのがぴったりだ。
なんでもいいけど、やっぱり植物かな。
冬に夏のことを思って、秋には春のことを考えていて。
機械化できないのは「その人」という存在そのもの?――『未来職安』
「AIでなくなる仕事は何か」とか、「AI時代を生き残るために、今子どもにさせておくべきこと」みたいなのはずいぶん聞き飽きた。
続きを読む大丈夫、みんな変だから。――『もしもし、運命の人ですか。』
気づかないだけで、誰しも「おかしな」マイ・ルールを持っている。
「おかしな」は本人にとっては至極あたりまえのことで、それがおかしいとも、マイ・ルールであるとも気づいていない。
ずっと好きだったんだぜ
「好き」と言うのが好きだ。
恋愛というか失恋というか、片想いすらしたことがないんだけど。