ゾウになる夢を見る

ぴったりくる言葉をさがすためのブログ。日々考えたこと、好きなこと。映画や本の話もしたい。

今、これからのためにできること

今、必要なものをあげるときりがない。医療体制にワクチン、検査体制、誰もが取り残されない方針、支援、それらすべてを支える予算やマンパワー、そしてそれらのすべてに関わる人たちが必要な補償や休息を取れること。きっともっとたくさんある。いくらでも…

花粉はどこに消えるのか

花粉症ですね、と言われてから20年くらい。花粉症ではなくなったかもしれない。 なる時はある年から突然なる、なんて聞くけれど、その逆はじわじわとやってくるみたいだ。年々症状が軽くなり、まぁそれでもこんな調子でいくのだろうレベルがだらだらと続い…

唯一絶対の当たり前なんてなくて

「当たり前のものが、当たり前じゃなくなった」「早く元通りの生活に戻りたい」この1年、よくそんな匿名の声を見聞きした。 確かに、生活は変わった。 何よりも、ソーシャル・ディスタンス。人との間に、物理的な距離を設けること。人と直接会う機会を減ら…

おめでとうのピグマリオン

ある年齢を過ぎると、おめでとうを言うことが増える。結婚とか、出産とか。 大人になると、おめでとうを言われる機会は減る。小さな頃はなんでもがおめでたいけど、大人になるとなんでもが当たり前になるから。 節目節目を通過し尽くしたり、通過しないこと…

逃げのしあわせ、その先のこと

自分の存在を初めからなかったことにするのは、自分のことを守っているようで、自分で自分を追い込み、傷つけている。

マイノリティを名乗りたいわけではない、だけどそれでも

「違って当たり前だよ」と言えるくらいに、「当たり前」に浸ってみたりしたいのかも。当然のことだけど、それは息をするみたいに自然で、くつろげて、最高だから。

Aロマンティックな自分がすきだ

無敵じゃん、と思っていた。Aロマンティック(他者に恋愛感情を抱いたことがない)みたいだけど、恋人やパートナーが欲しいわけでもなければ、結婚・出産・育児願望があるわけでもないし、恋愛沙汰に巻き込まれる可能性も極めて低い。 要するに、「自分はAロ…

誰かのしあわせがうれしい、というのはうれしい

金曜日の夕方に、誰かにとっての「いい知らせ」が聞けるとうれしい。ほっこりとした気分で家路について、ほくほくとにやつきながら、夕食とお風呂を済ませることができる。そんな気持ち、わかるでしょうか。 何をいい人ぶって、なんて言いたくなる気持ちはわ…

恋愛のない世界のこと

誰かに恋愛感情を持つことがないってこんな感じ、というのを書いてみたい。(当初は誰かに性的欲求も抱かないというのもセットにしていたころ、あまりに長くなったのでそちらはまたいつか) 恋愛感情を持たないといっても、もちろんひとりひとり感じ方、考え…

セクマイといちごジャム

何年ぶりだろう、いちごジャムを作った。いちごジャムを作れる年はそうそうやってこない。スーパーでお行儀よく並んでつやつやテカテカしてるイチゴは、ジャムにするにはもったいない。ときどき産直に加工用のイチゴが出ているけど、加工用と言うわりにきれ…

アセクシャルかどうか、迷ったときには

「アセクシャル」という言葉と出会って、一年が経ちました。 「自分はAロマンティックでAセクシュアルなんだろうな」と思えるまでに、時間がかかったなと思います。この一年、ほとんど「アセクシャル(仮)」状態だったし、今思うと迷走してたなと思う時期も…

羊と土地のために、みたいな感じで生きたい 2019

平成元年生まれなので、今年で30歳になる。30歳。数字で書くとおっかなびっくりな感じ。二十歳前後くらいの時に「何歳くらいからがしっかりと大人だろう?」と考えた時、なんとなくだけど「28歳以降かな」という気がした。それは人として成熟しているとかそ…

運命とか運勢とか

明けましたね。今年(昨年?)は、えいやと割り切って、お正月にゆっくり論文を書こうと心に決め、年末の一週間、掃除にいそしみました。その甲斐あってすっきり。 もう一つある、年末年始恒例のやるべきことも今しがた無事片付きました。それは、新しい一年…

恋愛・結婚・出産してもしなくても、自分を「満たん」にできれば大丈夫

思いがけず、恋愛・結婚・出産について(ほそぼそと)考えた一年になりました。 改めて考えてみると、不思議なことだらけ。なぜ(比較的)人気なのか、恋愛・結婚・出産(育児)したりする人としない人が経験することってそんなに違うんだろうか―― そんなあ…

大人だから、可能性が広がる

就活ぶりに、どうやって生きていこうかというのを考えている。人から見れば、あのころより状況は悪くなったように見えるだろうと思う。でも、わたしにとってはあのころよりも、とても可能性が広がったような気がする。

「これがあれば安心」を一つ

鍋いっぱいに野菜スープがあると、「よし、これで大丈夫」という気になる。 夏は鶏の胸肉のゆで汁で、ナスやトマト、ニンジン、セロリをぐつぐつ。冬は白菜をショウガ多めで。

きらきらをつかまえたい

思い立ったらすぐできる、りんごのケーキ

加工向きのりんご「紅玉」は売り場に一瞬登場し、一瞬で消える。見かけたらすぐに買っておくべきだし、傷みやすいので買ったらすぐに使うべき。でもなぜか、紅玉の季節は時間的、体力的余裕があまりない。

恋愛とは非常に恥ずかしいものだ、と太宰は言った

太宰が、なかなかすごいことを言っていた。本当は「太宰治」というペンネームの人が現代にいて、いろいろと書き散らしているのではないかと思った。

きっと、成長のための踊り場にいる

常に良い方へ、良い方へと行けたらいいけど、なかなかそうもいかない。

マジョリティとマイノリティ――グラデーションが見えないなら、作り直せばいい

自分とは正反対の考えに耳を傾けるのは、なかなか大変なことだ。 心地悪いし、おもしろくない。 それは、至極真っ当という意味で、「普通」のことだと思う。

ココアな気分

ときどき、ココアを飲みたいな、と思う。意外にも冬だけじゃなくて、夏の暑い時にもそう思うことがある。何か甘いものを口にしたいけど、何かお茶と一緒に食べたいというほどでもなくて、どうせなら甘い飲み物で、という時なのかもしれない。

生きていることと、死んでいること

1年前、飼っていた犬が死んだ。あと数か月で14歳だったので、もうすっかりおばあちゃんだった。 年をとっているなりに元気は元気で、それ以前から桜が見れるかな、夏を越せるかな、誕生日を迎えられるかな、などなど、いつかはいなくなるとしても、でももう…

伸びする生活

気づけば、ずいぶん縮こまっていた。うまくいくような、いかないような、それでもなんとか現状維持しようともくろむ低空飛行。こんなにも楽しくおもしろいものですよと伝えたいはずなのに、未来を語る文章までもテンプレのようにがちごちに固まってる。これ…

できるのは、見守ることだけ

ちょっと先の未来のことを考えるのが楽しい。たとえば、料理ができた時のこと。詰めているお弁当を食べる時のこと。シリーズものの本の発売日のこと。数週間後の予定。どれも同じくらいいいけど、やっぱりその時間の経過の中で何かが変化したり(気持ちとか…

機械化できないのは「その人」という存在そのもの?――『未来職安』

「AIでなくなる仕事は何か」とか、「AI時代を生き残るために、今子どもにさせておくべきこと」みたいなのはずいぶん聞き飽きた。

大丈夫、みんな変だから。――『もしもし、運命の人ですか。』

気づかないだけで、誰しも「おかしな」マイ・ルールを持っている。「おかしな」は本人にとっては至極あたりまえのことで、それがおかしいとも、マイ・ルールであるとも気づいていない。

ずっと好きだったんだぜ

「好き」と言うのが好きだ。恋愛というか失恋というか、片想いすらしたことがないんだけど。

ネットを漂うものが消えるとき

「ジオシティーズサービス終了のお知らせ」というメールが届いていた。あれが?と思い、思わずクリックした。

たこ焼きの歴史に関する一推測

冷凍のたこ焼きを食べながら、なぜたこ焼きは球形なのか、が気になった。だって、成分的にはお好み焼きと同じでしょう?あ、たこ焼きにはキャベツが入ってない!と思ったけど、パッケージには「国産キャベツ100%!!」とでかでかと書いてある。じゃあ、タコ…