ゾウになる夢を見る

ぴったりくる言葉をさがすためのブログ。日々考えたこと、好きなこと。映画や本の話もしたい。

2018-01-01から1年間の記事一覧

恋愛・結婚・出産してもしなくても、自分を「満たん」にできれば大丈夫

思いがけず、恋愛・結婚・出産について(ほそぼそと)考えた一年になりました。 改めて考えてみると、不思議なことだらけ。なぜ(比較的)人気なのか、恋愛・結婚・出産(育児)したりする人としない人が経験することってそんなに違うんだろうか―― そんなあ…

大人だから、可能性が広がる

就活ぶりに、どうやって生きていこうかというのを考えている。人から見れば、あのころより状況は悪くなったように見えるだろうと思う。でも、わたしにとってはあのころよりも、とても可能性が広がったような気がする。

「これがあれば安心」を一つ

鍋いっぱいに野菜スープがあると、「よし、これで大丈夫」という気になる。 夏は鶏の胸肉のゆで汁で、ナスやトマト、ニンジン、セロリをぐつぐつ。冬は白菜をショウガ多めで。

きらきらをつかまえたい

思い立ったらすぐできる、りんごのケーキ

加工向きのりんご「紅玉」は売り場に一瞬登場し、一瞬で消える。見かけたらすぐに買っておくべきだし、傷みやすいので買ったらすぐに使うべき。でもなぜか、紅玉の季節は時間的、体力的余裕があまりない。

恋愛とは非常に恥ずかしいものだ、と太宰は言った

太宰が、なかなかすごいことを言っていた。本当は「太宰治」というペンネームの人が現代にいて、いろいろと書き散らしているのではないかと思った。

きっと、成長のための踊り場にいる

常に良い方へ、良い方へと行けたらいいけど、なかなかそうもいかない。

マジョリティとマイノリティ――グラデーションが見えないなら、作り直せばいい

自分とは正反対の考えに耳を傾けるのは、なかなか大変なことだ。 心地悪いし、おもしろくない。 それは、至極真っ当という意味で、「普通」のことだと思う。

ココアな気分

ときどき、ココアを飲みたいな、と思う。意外にも冬だけじゃなくて、夏の暑い時にもそう思うことがある。何か甘いものを口にしたいけど、何かお茶と一緒に食べたいというほどでもなくて、どうせなら甘い飲み物で、という時なのかもしれない。

生きていることと、死んでいること

1年前、飼っていた犬が死んだ。あと数か月で14歳だったので、もうすっかりおばあちゃんだった。 年をとっているなりに元気は元気で、それ以前から桜が見れるかな、夏を越せるかな、誕生日を迎えられるかな、などなど、いつかはいなくなるとしても、でももう…

伸びする生活

気づけば、ずいぶん縮こまっていた。うまくいくような、いかないような、それでもなんとか現状維持しようともくろむ低空飛行。こんなにも楽しくおもしろいものですよと伝えたいはずなのに、未来を語る文章までもテンプレのようにがちごちに固まってる。これ…

できるのは、見守ることだけ

ちょっと先の未来のことを考えるのが楽しい。たとえば、料理ができた時のこと。詰めているお弁当を食べる時のこと。シリーズものの本の発売日のこと。数週間後の予定。どれも同じくらいいいけど、やっぱりその時間の経過の中で何かが変化したり(気持ちとか…

機械化できないのは「その人」という存在そのもの?――『未来職安』

「AIでなくなる仕事は何か」とか、「AI時代を生き残るために、今子どもにさせておくべきこと」みたいなのはずいぶん聞き飽きた。

大丈夫、みんな変だから。――『もしもし、運命の人ですか。』

気づかないだけで、誰しも「おかしな」マイ・ルールを持っている。「おかしな」は本人にとっては至極あたりまえのことで、それがおかしいとも、マイ・ルールであるとも気づいていない。

ずっと好きだったんだぜ

「好き」と言うのが好きだ。恋愛というか失恋というか、片想いすらしたことがないんだけど。

ネットを漂うものが消えるとき

「ジオシティーズサービス終了のお知らせ」というメールが届いていた。あれが?と思い、思わずクリックした。

たこ焼きの歴史に関する一推測

冷凍のたこ焼きを食べながら、なぜたこ焼きは球形なのか、が気になった。だって、成分的にはお好み焼きと同じでしょう?あ、たこ焼きにはキャベツが入ってない!と思ったけど、パッケージには「国産キャベツ100%!!」とでかでかと書いてある。じゃあ、タコ…

自分をごまかせ

秋は好きだけど、一応秋生まれだけど、秋との相性はよろしくない。高校時代、部活の後輩に「秋になるとやる気が出なくなるんだよね」という話をしたら、「五月病の秋バージョンじゃね?」と軽くあしらわれたことがある。まったくもってその通りだと思うので…

色々な世界を見たいから、色々な言葉を聞く「耳」を持っていたい

たとえば英語ばかりの環境に身を置いた時、その環境に順応しようとすると、考え方やテンションまでその言語様式にチューニングされる気がする。日本語圏だと会釈で通り過ぎるところで、"Hi !"なんて言ってみたりとか。テンションをあげないとついていけない…

さよならアセクシャル

どちらかと言うと、カテゴリ(主に人の属性というニュアンス)というものが好きではなかった。「あなたはこういう人」と決めつけられるようで、カテゴリ云々というよりラベリングされる感じが。ラベルも、色々な人からぺたぺた貼りまくられれば、全体として…

「自分が原因」という希望

樹木希林さんが亡くなったというニュースを見て、『ペーパームービー』を本棚に探した。 樹木希林さんの出る作品はどれも好きで、希林さんが出ているのだから間違いないな、と映画を見ることもあった。もう新しい作品を見られないのか(未公開のものを除いて…

いつか、AIと暮らしたい

誰かに話すことはないが、実はよく、どうでもいいことを考えている。1度シャンプーをすれば数日(できれば1週間)サラサラ状態が保てるシャンプーはどうしたらできるかとか、Aという商品を(頼まれてもいないのに)売るとしたらどういうアプローチがあるかと…

「知っている」はずの「知らない」を知るおもしろさ

知らなかったことを知るのはおもしろい。たとえばファンタジーとか、全然違う世界を知るのもおもしろいけれど、どちらかと言えば「知っている」を覆してくれる「知らない」の方がおもしろい。知っているけど知らなかったとか、知らないものの一部に知ってい…

「わかり合えない」をわかり合うためのコミュニケーション

世の中、わかり合えることの方が少ない。使う言葉が同じでも、同じような生活をしていても、同じものが好きでも、お互いのことを想い合っていても、同じことが大嫌いだとしても、わかり合えることより、わかり合えないことの方がずっと多い。だから、わかり…

恋愛も、人生も、誰かや何かの「プログラム」かもしれない

スマートフォンが普及し始めて、10年近く経つ。誰もが自分のデバイスを持っていて、ちょっとした調べもの、スケジュール管理、コミュニケーション、ショッピングやエンターテインメントなどのために、時間があれば画面をのぞきこんでいる。スマホに夢中にな…

アセクシャル(仮)とモラハラな彼(5)~恋愛感情のない人と愛のない人編~

アセクシャルについて考えるにあたって、10年前のことを4回に分けてふり返ってきました。前回と今回を書くために長くなりました。 kirins.hateblo.jp kirins.hateblo.jpkirins.hateblo.jp kirins.hateblo.jp 今回これらを書き、思いがけず気づけたことがあり…

アセクシャル(仮)とモラハラな彼(4)~スキンシップと違和感編~

ふり返り4回目。とにかく現状打破したい、と付き合うことになるまでが前回。 kirins.hateblo.jp 今回は、付き合ってから…のつもりでしたが、告白バトルの増強版が繰り広げられるだけなので、この辺はさくっといきます。(正直なところ、今となってはどうでも…

アセクシャル(仮)とモラハラな彼(3)~告白バトル編~

アセクシャルかもということを考えるうえで切り離せない、10年前の出来事を振り返っています。前回は、好きかどうかわからなくなっていくまでの話でした。 kirins.hateblo.jp 今回は、付き合うことになるまでの話。好きかどうか、付き合うってなんなのか――次…

アセクシャル(仮)とモラハラな彼(2)~これは恋?カラメトラレ編~

前回はざっくり概要でした。 kirins.hateblo.jp 画力があれなのは、義務教育ぶりに絵を描いたからです。絵が描ける人にとてもあこがれます。 さて、今回は何も知らないわたしが、モラハラな彼と出会い、恋かもと錯覚していくまでのお話。

アセクシャル(仮)とモラハラな彼(1)~まえおき編~

あぁ、もう10年だ、と思い、「モラハラな彼」とのことをふり返ってみることにしました。当時の日記を探してみると、何も知らなかったはずの自分がずいぶん的をついたことを考えていて、思ったよりも早く立ち直っていたことに驚きました。そこで、10年後の…