ゾウになる夢を見る

ぴったりくる言葉をさがすためのブログ。日々考えたこと、好きなこと。映画や本の話もしたい。

とるにたりないこと

花粉はどこに消えるのか

花粉症ですね、と言われてから20年くらい。花粉症ではなくなったかもしれない。 なる時はある年から突然なる、なんて聞くけれど、その逆はじわじわとやってくるみたいだ。年々症状が軽くなり、まぁそれでもこんな調子でいくのだろうレベルがだらだらと続い…

誰かのしあわせがうれしい、というのはうれしい

金曜日の夕方に、誰かにとっての「いい知らせ」が聞けるとうれしい。ほっこりとした気分で家路について、ほくほくとにやつきながら、夕食とお風呂を済ませることができる。そんな気持ち、わかるでしょうか。 何をいい人ぶって、なんて言いたくなる気持ちはわ…

セクマイといちごジャム

何年ぶりだろう、いちごジャムを作った。いちごジャムを作れる年はそうそうやってこない。スーパーでお行儀よく並んでつやつやテカテカしてるイチゴは、ジャムにするにはもったいない。ときどき産直に加工用のイチゴが出ているけど、加工用と言うわりにきれ…

羊と土地のために、みたいな感じで生きたい 2019

平成元年生まれなので、今年で30歳になる。30歳。数字で書くとおっかなびっくりな感じ。二十歳前後くらいの時に「何歳くらいからがしっかりと大人だろう?」と考えた時、なんとなくだけど「28歳以降かな」という気がした。それは人として成熟しているとかそ…

運命とか運勢とか

明けましたね。今年(昨年?)は、えいやと割り切って、お正月にゆっくり論文を書こうと心に決め、年末の一週間、掃除にいそしみました。その甲斐あってすっきり。 もう一つある、年末年始恒例のやるべきことも今しがた無事片付きました。それは、新しい一年…

「これがあれば安心」を一つ

鍋いっぱいに野菜スープがあると、「よし、これで大丈夫」という気になる。 夏は鶏の胸肉のゆで汁で、ナスやトマト、ニンジン、セロリをぐつぐつ。冬は白菜をショウガ多めで。

きらきらをつかまえたい

思い立ったらすぐできる、りんごのケーキ

加工向きのりんご「紅玉」は売り場に一瞬登場し、一瞬で消える。見かけたらすぐに買っておくべきだし、傷みやすいので買ったらすぐに使うべき。でもなぜか、紅玉の季節は時間的、体力的余裕があまりない。

恋愛とは非常に恥ずかしいものだ、と太宰は言った

太宰が、なかなかすごいことを言っていた。本当は「太宰治」というペンネームの人が現代にいて、いろいろと書き散らしているのではないかと思った。

きっと、成長のための踊り場にいる

常に良い方へ、良い方へと行けたらいいけど、なかなかそうもいかない。

ココアな気分

ときどき、ココアを飲みたいな、と思う。意外にも冬だけじゃなくて、夏の暑い時にもそう思うことがある。何か甘いものを口にしたいけど、何かお茶と一緒に食べたいというほどでもなくて、どうせなら甘い飲み物で、という時なのかもしれない。

伸びする生活

気づけば、ずいぶん縮こまっていた。うまくいくような、いかないような、それでもなんとか現状維持しようともくろむ低空飛行。こんなにも楽しくおもしろいものですよと伝えたいはずなのに、未来を語る文章までもテンプレのようにがちごちに固まってる。これ…

ずっと好きだったんだぜ

「好き」と言うのが好きだ。恋愛というか失恋というか、片想いすらしたことがないんだけど。

ネットを漂うものが消えるとき

「ジオシティーズサービス終了のお知らせ」というメールが届いていた。あれが?と思い、思わずクリックした。

たこ焼きの歴史に関する一推測

冷凍のたこ焼きを食べながら、なぜたこ焼きは球形なのか、が気になった。だって、成分的にはお好み焼きと同じでしょう?あ、たこ焼きにはキャベツが入ってない!と思ったけど、パッケージには「国産キャベツ100%!!」とでかでかと書いてある。じゃあ、タコ…

自分をごまかせ

秋は好きだけど、一応秋生まれだけど、秋との相性はよろしくない。高校時代、部活の後輩に「秋になるとやる気が出なくなるんだよね」という話をしたら、「五月病の秋バージョンじゃね?」と軽くあしらわれたことがある。まったくもってその通りだと思うので…

いつか、AIと暮らしたい

誰かに話すことはないが、実はよく、どうでもいいことを考えている。1度シャンプーをすれば数日(できれば1週間)サラサラ状態が保てるシャンプーはどうしたらできるかとか、Aという商品を(頼まれてもいないのに)売るとしたらどういうアプローチがあるかと…

探しているのは、検索しても見つからないもの

検索して手に入るものが物足りない。なんて言いながら、大したことは調べていないんだけど。試しに、直近で検索したものをあげてみようか。 「全国 気温」、「関東 気温」手紙を書きながら友達のところも暑いのかなと思ったら、ずいぶん涼しい日があったよう…

かかった時間の大半は準備期間

一つ一つやっていくしかない、ということを時々忘れてしまう。一足飛びにできることなんて、何もないのに。あるとすれば、その場限りの、その程度のものでしかない。今までより大がかりな論文にかかろうとしていて、その構成だけを練ってもうすぐ季節が一巡…

チューニングとエンドロール

大勢で作り上げられるものに弱い。たぶん、趣味も日々取り組んでいる作業も一人で進めるものが多いからだと思う。もちろん、誰かの手を借りる必要があるものもたくさんあるのだけど、それは同時進行という感じじゃない。 チューニングとエンドロールが特にく…

たまには、子どものようにあそぼう

何年ぶりだろう。手持ちの花火をした。帰国中の姉が言い出し、帰宅途中のドラッグストアで購入した。売り場に並んでいる花火を見るのも、もうずいぶん前のことなので、パッケージの謳い文句が変わっていることにまず驚いた。何色変化とか、何十秒もつとか。6…

セミになれなかったセミも、セミには変わりなくて

セミになれなかったセミを、土の中に埋めた。昨日まで、庭のシソの葉にしがみついていたセミだ。我が家の庭では、いつからかセミが孵るようになった。何ゼミかはわからないけど、ひと夏に1、2度、セミが羽化する場所を求めて歩いているところや、羽化後に羽…

夏の夜の遠くの花火

花火を見た。時間にしたら、30秒くらいだろうか。隣町の花火大会の花火を、自宅の2階の窓から見た。隣町といっても、会場までは車で20分近くかかる。だから、ほとんどの花火は見えなくて、音だけしかしない。見ることができるのは、高く打ち上げられるフィナ…

やさしくおもうこと

ときどき、誰かを大切に想いたくなる。数か月に1回か、半年に1回か。その気持ちは突然やってくるのだけど、当然だが特別大切な誰かはいない。透明人間か、名探偵コナンの犯人役の黒いシルエットみたいに名前も姿もよくわからない。そんな誰かがいてほしい、…

妹の結婚

このとんでもなく暑い中、妹の結婚式があった。なんでもが姉、わたし、妹の順で進んできた中、今回は初めて妹が先陣を切った。そこに何か特別思うことはないし、その点は姉も同じなのではないかと思う。 会場に着いた時はうだるような暑さの晴天だったのに、…

梅仕事

梅干しと梅ジュース(シロップ)、らっきょうを漬けた。 数年に1回だろうか。知っている人が死ぬ夢を見ることがある。自分が死ぬこともある。その中で、20歳の頃、母が死ぬ夢を見た。夢の中で色々思うことはあるはずなのだけど、「まだ梅干しの漬け方を習っ…

成長――器を替えていくこと

今週、梅雨に入った。思っていたより、ずいぶん早い。とはいえ、まだ雨らしい雨は降っていない。雨続きの日は、まだまだ先みたいだ。 梅雨入り前に(滑り込みで)、ずっと先延ばしにしていた苗物の植え付けを済ませた。ナスとバジル、ミニひまわりとミニ朝顔…

永久に完成しないものの中にいる

Aセク・ノンセクというカテゴリー以前に、わたしはわたしで、好きなものや思うことがある。大まかなことは書きだしたから、アセクシュアルに直接関わること以外も書いていきたい。 自分の好きなこと、熱心に取り組んでいることを改めて思い浮かべてみて、「…